5/31、6/1にかけて行われた、関東バスケットボール大会では、1回戦で群馬1位の前橋育英高校と対戦しました。全国大会常連の強豪校と初戦から激しい戦いを繰り広げました。
序盤、強豪校と戦うというプレッシャーからか、すぐに2-11と差をつけられてしまいます。先制攻撃を思い切り受けながらも、徐々にペースを取り戻し、5分過ぎたあたりからは対等に渡り合うことができました。大舞台に強い阪本(普通科3年)がこの日も得点を量産し、塚田(普通科3年)も1on1を仕掛けてはファウルをもらうなどして流れは足立学園に傾き、一時はリードを奪うまでの展開を見せました。
しかし、さすがに前橋育英は試合巧者でした。勝負所の駆け引きやシュートの精度は高く、足立学園のちょっとしたミスも見逃さずに畳み掛けてくるそのバスケットスタイルは、こちらも見習わなくてはならないほど完成度の高いものでした。残り時間10分で17点リードされ、会場の誰にもこの先の結果は明らかでした。
このままずるずると差を広げられるかと思いましたが、足立学園はここからさらなる粘りを見せます。厳しいディフェンスで相手ボールをものにし、速攻につなげ、残り5分で5点差まで追い上げました。『ディフェンスから走る』といった足立学園らしさが終盤になって発揮され、小田原まで駆けつけてくれた大応援団も大盛り上がりを見せます。
1ゲームを通し、「あとちょっと!」と何度思ったでしょうか。その「ちょっと」が強豪校と足立学園の差のように思われます。
最終スコア72-80で初戦敗退となりました。
その後、前橋育英が決勝戦まで勝ち上がったことを考えると、選手たちはよく頑張ったとも言えますが、終始実力差を見せつけられた試合内容でもありました。
6/8からすぐに東京都のIH予選が始まります。今回の大会は初日から厳しい組み合わせとなっていて、少しも気が抜けません。
しかし、ここまでの努力は間違っておらず、1つ1つの大会を通して足立学園バスケ部は着実に成長を遂げています。謙虚な姿勢を保ちつつも、自分たちに自信も持ってほしいと思います。インターハイ出場は甘くはないですが、自分たちの力を発揮すれば東京の中では負けないとも感じています。
最後になりましたが、関東大会出場にあたって、本当に多くの方からご声援をいただきました。暑い中、小田原まで足を運んでいただき、応援席一面が足立学園の応援で埋まっているのを見て、胸には熱いものがこみ上げてきました。
多くの方の期待に応えられるよう、最後の力を振り絞ってまた頑張ります。
ご声援、本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
本校では、6月14日(土)に中学校オープンキャンパスが行われます。
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また、8月30日(土)の高校オープンキャンパスの受け付けも始まっておりますので、合わせてご覧ください。