2014年2月27日木曜日

伝統の技を鑑賞してきました(書道部)

2月25日(火)放課後、1200年前から伝わる「巻筆」の製法を、日本で唯一継
承する「攀桂堂(はんけいどう:滋賀県高島市。3月3日ま で日本橋高島屋で
行われている大近江展に出展中です。)」の筆師による、巻筆の実演を鑑賞して
きました。
その巻筆は「雲平筆」と呼ばれています。
「攀桂堂」は元和元年(1615年)初代:藤野雲平氏が筆工を開き、現在15代と、ご
子息の純一さんがご活躍中です。
第14代雲平氏は、1966年に滋賀県無形文化財に認定され、1974年労働大臣賞を受
賞されました。1979年には、日本最古の筆「天平 (てんぴょう)筆」の複製を
行い、現在も奈良の正倉院に納められています。
受け継がれた伝統の技を目の当たりにでき、筆や書に対する思いを新たにした部
員たちでした。